記念財団について

ご挨拶

渡辺与八郎記念財団は、福岡県内の高校を卒業し全国の大学で活躍する優秀な学生の皆さまへ、返済の必要がない奨学金を無償給付し、我が国の次世代を担う人材・地域社会の発展に資する人材の育成に寄与することを目的として設立されました。

財団名にもなっております、私の高祖父である渡邉與八郎は、呉服商・紙与の三代目でありながら明治期の福岡に路面電車を通す活動の先導役となるなど、地元・福岡の発展に心血を注いだ人物でもありました。また與八郎は京都帝国大学の分科大学（福岡医科大学／現・九州大学医学部）の誘致活動のため大学用地の取得に奔走するなど、次世代を担う人材の育成にも取り組んでおりました。

「福岡の発展とともに」
これは與八郎の時代から紙与グループに息づく理念です。

紙与グループは呉服業を経て、現在はオフィスビル開発・管理業、駐車場事業に携わっておりますが、これからの時代は人材育成も重要な使命と捉え、同じく人材育成に励んだ先祖の名を冠した財団を設立し、奨学金給付事業を手掛ける運びとなりました。

福岡で育った将来有望な人材が、全国・世界を舞台に羽ばたいていけるように。
そして県外で得られた大きな経験が、故郷・福岡のさらなる発展の1ピースとなるように。

紙与グループは、福岡を愛する気持ちを持つ優秀な学生の皆さまの活躍を切に願い、これからも福岡の発展に寄与できるよう努力してまいります。

一般財団法人　渡辺与八郎記念財団
代表理事　渡邉 與之

財団の概要